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思考を停止させた人達。

April 22, 2016

 手っ取り早く自分を成長させたいなら、「意思を強く持たなければ」等とは考えず、自分を追い込まざるを得ない環境に身を置くことが最も正しい。

 

 「自分を追い込まざるを得ない環境」とは、優れた指導者のことだったり、意識の高い仲間や組織だったりする。

 

 ここでいう優れた指導者とは、自分を追い込むために「厳しさを持った指導者」のことを指すんだけど、この「厳しさ」というのが曲者で。

 

 「厳しさ」とは、指導を受ける側の人間が、自分を追い込むための厳しさでなければならない。世の中には人格否定を始めとする、パワハラや体罰が溢れているけど、それらはみんな、厳しさの意味を履き違えた指導でしかない。

 

 そりゃみんな努力したくなくなるさ。だって、自分の成長とは何の関係もないところで厳しいんだもの。そういう指導者に限って、効率的な助言や、マインドケアは省いたりする。必要な厳しさを省き、不要な厳しさで追い込む。そして悲しいことにそれに従う人もたくさんいて。

 

 努力って本当はめちゃくちゃ楽しいことのはずなのに、その実感さえ湧かないような環境で、自分の成長も感じられないまま、労働してる。

 

 

 

 

 何でこんなことが起こるかというと、みんな思考が停止してるから。

 

 

 「自分は厳しい環境で成長できた。だから厳しくすることで、自分も優れた指導者になれるはずだ。」

 

 

 残念ながら、この人は、「厳しさとは何か」を考えてこなかった人だから、「厳しさ」の中にも無数の種類があることに気付けなかった。どういう厳しさで接すれば、人は成長できるのかを考えてこなかった。

 

 そして、それに盲目的に従う人も同様で、「努力すれば成長できる」という言葉の先を考えていない。「努力とは何なのか」「どういう方向にむかって、どれだけの量をこなして、どういうことに耐えればいいのか」を考えてこなかった。ただ、言われるがまま、「これに耐えれば成長できる」と思い込んでいる。

 

 無駄な厳しさに耐えることが、努力なのでしょうか。

 

 自分を成長させるためには、自分にはどんな努力が必要なのかを把握しておかなければならない。もちろん、それは気付きや成長によって変化していく。その時々で、自分に最適な指導者も変わる。自分のことを知らなければ、自分にとって最適な環境が何かもわからない。環境を選ぶことが、後の人生を大きく左右する。

 

 

 

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元教師が描く、教育現場のリアル!!

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