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キャリアについて考える。

June 23, 2016

 つい最近、キャリアについて考える機会があったのだけど、「脱サラしたときに不安はなかったんですか?」と質問され、はたと考え込んでしまった。いや、不安はあった。不安はあったのに、何故脱サラしたのかというと、その会社で働いてた方が不安は大きいと判断したからだ。

 

 キャリアについて考えるとき、人間は2つのタイプに分かれると思う。1つは目標を設定し、その目標に向かってガンガン突き進むタイプ。そういう人は10年先、20年先の自分を想定し、そのために今何をやるべきか、今どんな仕事をやるべきかを考えて行動する。

 もう1つは、あまり将来のことは考えずに、その瞬間にやりたいことを追求するタイプ。

 

 僕は圧倒的に後者だ。いや、一番最初の就職までは、前者だった。小学校6年のときから教師になることを夢見て、それなりの勉強もしてきた。だけど、前者は挫折に弱い。自分の理想を追いかけることに専念しているので、その道が閉ざされた瞬間に、どうすればいいかわからなくなる。実際、自分は教師になることしか考えていなかったので、途方に暮れてしまった。

 

 それからというもの、自分は将来について考えることに興味がない。いくら緻密に計画を立てても、たった1度の挫折で、それまでに積み上げてきたものが意味をなさなくなる(今振り返れば、意味はあったと思えるんだけど)。実際、それ以来、僕は1年先の自分の仕事も予想できない環境に身を置いている。

 

 

 

 

 不安ではないのか?と問われれば不安だ。だけど、教師を辞めて、ブラック企業に就職し、自分がやりたくもない仕事に就き、「あぁ、自分は一生こんなつまらない仕事で、こんなつまらない給料で、休みもなく、ずっと搾取され続けるのか…」と考えた時の不安に比べれば、極々小さなものだと思っている。

 

 人によって、耐えられる不安というのは違っていて、自分は「来年何をしてるかわからない不安」や「経済的な不安定」に関しては、人よりも耐性があるんだと思う。

 

 逆に言えば、「やりたくないことをやる」という不安に関しては、人よりも耐性がない。

 

 自分のキャリアを考える時、「何をしたいか」とか「どうありたいか」を第一に考えがちだけど、「どの不安になら耐えられるか」を考えてみるのもいいかもしれない。

 

 人生に迷うのは、必ずそこに不安があるからだ。

 

 不安のない人生なんて存在しない。

 

 

 

 

 

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