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「人を傷つけてはいけません」と教わったでしょう?その「人」には、あなたも含まれてるんですよ。

October 19, 2018

 普段、人と話していて、とても気になることがある。例えば、「あなたのこういうところが素晴らしい。私も見習います。」と褒めたとき、相手の反応は大きく分けて2つある。

 

1. 「ありがとうございます」と笑顔で返す人

2. 「いえいえ、私なんて…」と謙遜する人

 

 日本は謙遜の文化なので、後者のほうが圧倒的に多いのだけど、私としては笑顔で、「ありがとう」と言ってくれる人のほうが好きだ。というのも、私には謙遜の言葉は自分自身を傷つけているように見えるから。とはいえ、私は謙遜の文化を全否定しているわけではなく、フォーマルな場や、相手を励ますときには必要だとも思っているので、ここでは「対等な関係における謙遜」と範囲を限定したい。

 

 ほとんどの人は子どもの頃に、親や教師から「人を傷つけてはいけません」と言われてきたと思うのだけど、それは自分に対しても言ってはいけない言葉だと私は思ってる。仮にあなたに向かって「お前なんて…」と言ってくる人がいたら、ほとんどの人は酷い人だと思うんじゃないか。だったら、それは自分に対しても言ってはいけないことだ。

 

 ネガティブな人なんかは、仕事でミスしたりしただけで、「自分はクズだ。」「自分で自分が情けない。」と心の中で自分を罵倒していたりする。その一人称を二人称に変換してみるといい。他者に向けられた言葉だと想像すれば、自分がいかに酷いことを言ってるかがわかるはず。人に言ってはいけない言葉は、自分に対しても言ってはいけない。自分も人なんだから。

 

 だけど、謙遜の文化は、自分を傷つけることは問題視しない。私は、日本人の幸福度の低さや、自尊心の低さは、この謙遜の文化に、ひとつの原因があると思っている。

 

 違うでしょう。あなたの人生なのだから、例え人に罵倒されたとしても、あなただけは自分の味方でいなくては。

 

 やっぱり、私も人間なので、褒めたときに笑顔で返してくれる人には、「また褒めよう」と思えるし、「いえいえ、私なんて…」と答える人への頻度はどうしても減っていく。人を褒めるには勇気がいる。せっかく勇気を振り絞って出してくれた言葉を、わざわざ打ち消す必要もない。

 

 謙遜する人は、自分を肯定するチャンスを捨てているだけでなく、未来の褒められる可能性も捨てている。

 

 そういう人に限って、「褒め言葉は社交辞令、貶し言葉は本音」と捉える癖があるのだけど、本当は逆で、自分を褒めてくれる言葉を信じ、貶し言葉こそスルーすればいい。

 

 笑顔で答えれば、褒める側も褒められる側も気持ち良いし、互いに自己肯定感も上がる。

 

 「私、褒められて伸びるタイプなんですよ。」という人がいる。裏を返せば、褒めてくれる人が少ないということ。だけど、褒められる機会を捨てているのは、もしかしたら自分自身なのかもしれない。

 

 

 

 

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