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「お金のいらない国」レビュー。

October 29, 2018

最近話題になっているので、以前Facebookページに投稿した記事を転載します。

 

20代の頃、ブラック企業での薄給激務にうんざりしながら、お金の悩みから解放されるにはどうすればいいかを考えていました。その願望を満たすには、どこかの山奥に土地を買って、自給自足の生活を送るしかないなと。

 

ちょうどその頃、屋久島でほぼ自給自足の生活を送っている菊池亨さんという陶芸家がTVで紹介されていました。

 

山奥に土地を買い、廃材などを使って自分で家を建て、川から水を引いてきて、床下の土を使って陶器を作ります。年収は20万程度。そのお金で、米、肉、魚、調味料、電気代などを払い、それ以外は自給自足の生活。

 

当時の私には、とても理想的な生き方に見えました。

 

しかし、この生活を実現させるには、いろんなものを捨てなければなりません。友達も、結婚も、流行も。

 

 

 

話は変わって、「予想通りに不合理」(※1)という本の中では、人は好きなことを仕事にすると、報酬化された途端、モチベーションが下がるというようなことが紹介されています。

 

法学部の学生が、友人から法律相談を受けている間は、嬉々として助言するのに、いざ、弁護士になって収入を得るようになると、近所の人からの無償を前提とした相談には不快感を感じるというものです。

 

あぁ、漫画でも一緒だなと。「タダで描いて」って言われると、途端にプロとして認めてもらってないような気持ちになるんですよね。

 

報酬がない時期のほうが没頭できるのに、報酬がなければ実力を認めてもらってないと感じる矛盾。

 

 

 

さらに話は変わって、お金って人に感謝する機会を忘れさせてしまう力があるよなぁと。

 

例えば、ビルの清掃員に「ありがとう」と声をかける人は少ないと思うのだけど、これがボランティアだったらほとんどの人が言うと思うんですよね。

 

これは本当にどんな仕事でも同じで。お金が支払われてるんだから、感謝しなくてもいいって、みんな心のどこかで思っていませんか?

 

あぁ、非常に散文的で、まとまりのない文章になってしまった。

 

この本自体は、たった60ページ程度で小学生でも読めるような文体であるにもかかわらず、いろんなことが想起され、ひとつひとつ考えながら読んでいるうちに、読了するまでにめっちゃ時間がかかったという投稿です。

 

教材としても非常にいい本だと思いました。

 

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参考文献

※1 ダン アリエリー(2013)『予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』ハヤカワ・ノンフィクション文庫.

 

 

 

 

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